今日のガソリン価格

テレビのニュース番組ではしきりにガソリン価格の高騰を扱っていたので、ほんとうに急騰しているのかどうか、買い物ついでに近所のガソリンスタンドの価格を確認してみた。

 

 

画像左から186円/L、185円、185円となっていた。

 

先日(3月9日)、中東情勢を口実にガソリン価格が上がるかもしれないと思い、念のため満タンにしておいた。そのときは156円だったから、軒並みほぼ30円の急激な値上げだった。

 

石油は90%以上が中東からの輸入ということだ。石油タンカーはホルムズ海峡を利用するから、そこが封鎖されれば石油の輸入が滞る。その結果ガソリン価格が高騰する。単純に考えればそのようになる、しかしそうだろうか。

 

日本の原油輸入、中東依存率は95.4% 経済産業省の公開資料で原油輸入元を検証

 

中東からの原油の輸入量のうち、上位二カ国のUAEとサウジアラビアで80%超を占める。ホルムズ海峡封鎖によって、この二カ国から輸入できなくなれば日本も窮地に立たされるが、現実的にはそうはならない可能性のほうが高い。

 

原油の輸入先

 

まずUAEの原油輸出の基地はフジャイラ港、この港はホルムズ海峡の南、UAE東部のオマーン湾に面しているので、ホルムズ海峡が封鎖されても原油の輸出は可能である。またサウジアラビアの原油は、アラビア半島を東西につなぐパイプラインが敷設されていることで、紅海沿いのヤンブー港から輸出できる。

 

ホルムズ海峡以外の原油輸送手段

 

このように、両国の原油はホルムズ海峡が封鎖されても輸出を継続できるのだ。ホルムズ海峡が封鎖されると、原油輸入以外の面でも影響は避けられないのかもしれないが、今回のようなガソリンの急激な値上げは、それを口実とした便乗値上げといわれても仕方が無いのではないだろうか。

 

2026年03月13日